LIEとINSUUS、3度目の協業でアウトドア表現をアップデート※
ソウル・ファッションウィーク2026 F/Wにおいて、韓国ブランドLIE(ライ)が、プレミアムアウトドアブランドINSUUS(インスース)との3度目となる協業コレクションを発表する。ショーは2月6日、ソウル市内の大型文化施設、東大門デザインプラザ(Dongdaemun Design Plaza)内アートホール1館で行われる。
LIEは、デザイナー、イ・チョンチョンが手がけるブランドで、ソウル・ファッションウィークを継続的な発表の場としてきた。INSUUSとの協業は3シーズンにわたって続いており、単発的なコラボレーションとは異なる関係性を築いている。
今季のコレクションで掲げるキーワードは「Quiet Tech」。機能性を視覚的に強調するのではなく、着用時に体感される性能を重視する考え方だ。テクニカルな要素は、LIEらしいシルエットやテーラリングの中に抑制された形で組み込まれている。

コレクションの着想源となったのは、スキーマウンテニアリング。登山とスキーを組み合わせたこの競技に見られる、精度やバランス感覚、環境への適応力を、都市的な感性で再構築した。
レディ・トゥ・ウェアを基盤とした構築的なパターンと、風を切るような曲線的シルエットが特徴となる。直線的な切り替えやレイヤリングは、装飾ではなく機能性に由来するデザイン要素として取り入れられている。


LIEが示すQuiet Techは、従来のテックウェアとは異なる文脈にある。技術は前面に出るものではなく、全体のバランスを支える要素として存在する。機能性は視覚的な情報ではなく、着用体験として伝えられる。


INSUUSとの協業は、こうした思想を具体的なプロダクトへと落とし込むプロセスでもある。過去シーズンで試みられてきた可変構造や機能的ディテールは、今季さらに整理された形で展開される。
テクニカルウエアやモジュール型バッグに加え、作家チョン・ユンヒによるクラフツマンシップを反映した着脱可能な付け襟も登場する。機能性とサステナビリティは、無理のない形でコレクションに組み込まれている。

LIEの2026 F/Wコレクションは、シーズントレンドの提示にとどまらず、アウトドアとラグジュアリーの関係性を再整理する試みとして位置づけられる。INSUUSとの3年にわたる協業は、ブランド間の思想と技術が段階的にアップデートされてきた過程を示している。
ショー情報
- 日時:2026年2月6日
- 会場:東大門デザインプラザ(Dongdaemun Design Plaza)アートホール1館
- ブランド:LIE × INSUUS
- デザイナー:イ・チョンチョン
- シーズン:2026 F/W
